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運輸安全マネジメント
西武ハイヤーでは社員の安全安心教育と意識改革、安全に対する投資、法令遵守(コンプライアンス)の推進等により輸送の安全確保のために全社員が一丸となって取り組んでいます。
1.輸送の安全に関する基本的な方針
(1) | 社長は、輸送の安全の確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、社内において輸送の安全の確保に主導的な役割を果たします。また、現場における安全に関する声に真摯に耳を傾けるなど現場の状況を十分に踏まえ、社員に対し輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底させます。 |
(2) | 輸送の安全に関する計画の策定、実行、チェック、改善(Plan Do Check Act)を確実に実施し、安全対策を常に見直すとともに、全社員が一丸となって業務を遂行することにより、絶えず輸送の安全性の向上に努めます。 また、輸送の安全に関する情報については、積極的に公表いたします。 |
2.輸送の安全に関する抑止目標
2021年度加害事故 | 2022年度抑止目標 | |
A事故 | 53件 | 36件 |
B事故 | 105件 | 100件 |
3.自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計
2020年度 | 2021年度 | |
車外重傷事故 | 2件 | 0件 |
車内重傷事故 | 0件 | 1件 |
4.輸送の安全に関する目標及び当該目標の達成状況
♦2021年度目標
死亡事故0件 車外人身重大事故0件 車内人身重大事故0件
A事故25件以下 B事故132件以下
♦達成状況
死亡事故0件 車外人身重大事故0件 車内人身重大事故1件
A事故53件 B事故105件
5.輸送の安全に関する重点施策
♦2021年度 に講じた措置
(1) | 交通違反の撲滅 |
(2) | バック事故の防止 |
(3) | 3. シートベルト着用のお声掛けの徹底+ダブルストップの徹底・出会い頭の事故防止の浸透定着。 |
出会い頭の事故を防止する為、モデル場所を定め、一時停止場所でのダブルストップ「完全停止中、右、左、右の安全確認を2秒以上行う」この基本動作(マニュアル)の確認を街頭調査及びドライブレコーダー映像を用いた乗務員面談を実施。
重大事故等惹起者に対し、必要に応じて外部研修を実施。
6.輸送の安全に関する計画 (別表2)
♦2022年度に講じようとする措置
(1) | 交通違反の撲滅による事故防止 |
(2) | 車内人身事故の防止 |
(3) | ダブルストップの徹底による出合い頭の事故防止 |
車内人身事故防止及びお客さま乗降時の基本動作(マニュアル)を定め、徹底を図る。
各基本動作(マニュアル)の徹底、街頭調査及びドライブレコーダー映像確認の継続。
重大事故等惹起者に対し、必要に応じて外部研修を実施。
7.事故・災害等の発生時に於ける報告連絡体制 (別表3)
事故速報及び報告書を受理した業務課員は、安全統括管理者及び社内の必要な部署に速やかに報告し、重大事故に該当するものは速やかに取締役社長の決裁を得て、管轄運輸支局へ所定の報告をいたします。
8.輸送の安全に関する改善措置
輸送の安全に関する計画等の実施状況については、毎月安全推進会議を開催し、確認を取った上でその結果を社長及び取締役に報告するとともに、改善すべき事項については、必要に応じ速やかに改善を講じる。
安全に関する内部監査の結果、「ヒヤリ・ハット情報収集を活性化するための工夫、活用の検討」の指摘を受け、ドライブレコーダー映像確認からヒヤリ・ハット情報を収集、また乗務員と日頃のコミュニケーションを積極的にはかり、報告し易い環境づくりを目指す。
事故の芽であるヒヤリ・ハット情報は共有フォルダーへ保存し、閲覧と活用がいつでも出来るようにしている。
9.輸送の安全に関する設備投資
2022年度
(1) | 脳のMRI検査受診枠の拡大 |
(2) | 運転記録証明書の所得 |
(3) | 安全装置付の車両導入(JPN Taxi) |
(4) | 保健師指導 |
(5) | SASスクリーニング検査の実施と通院勧奨 |
(6) | 自動日報の適切な活用(公道における手書き記入による事故防止) |
(7) | 非常時に於ける電力維持の為の、無停電電力装置等の導入 |
10.2022年度輸送の安全に関する投資予定額
(1) | 新車導入(JPN Taxi)57,200千円 |
(2) | 健康管理に係る支出(脳MRI・SAS)4,350千円 |
11.安全統括管理者
常務取締役 江崎 義美 (2021年2月1日選任)